FC 鋳造粗材
当社の鋳造の特徴
当社の造形ラインは衝撃波を利用し、瞬時に正確な鋳型を作ることができます。
・造形のサイクルタイムが短く、1台の造形機で上型・下型に交互に造形する高効率ライン。
・0.5°の非常に少ない抜き勾配での造型が可能。
・最新鋭の造型機ではないものの衝撃波造形機の特徴を生かし、深さのある形状を得意としており、抜き勾配による肉厚増を極力抑えております。
・溶湯条件、注湯条件を確実に守る事で製品外観3mm肉厚を多品番量産を実施、また製品内部の内包された肉厚部の3mmでも他品番を量産しております。
生産能力(製品) | 1200t/月(2直操業) | |
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材質 | 片状黒鉛鋳鉄 FC200、FC250 | |
溶解炉 | 設置数 | 3t高周波誘導炉3基 |
溶解能力 | 最大6t/時間 | |
BMD造型ライン | 枠サイズ | 1000×700×250/250 |
サイクルタイム | 30秒/枠(120枠/時間) | |
FMM造型ライン | 枠サイズ | 450×350×150/150 |
サイクルタイム | 30秒/枠(120枠/時間) | |
砂処理 | アジテーター型 混練機 |
能力 76t/時間 |
自社設計有人注湯機を用いて注湯作業を行っており、作業者が高温輻射熱の暴露にさらされることが無い為、安定した注湯作業を可能にしています。
また、可使時間を過ぎると注湯出来なくなるインターロックを備えており更に安定した注湯作業を実現しております。
炉前作業では、接種剤投入忘れと規格外温度溶湯が発生した場合に、注湯台車が起動しないようにインターロックを設置することで規格外溶湯の流出防止を徹底しております。
自社設計の取鍋搬送出台車を用いてロス無く配湯を実施。
溶湯待ちを極力抑えております。
特殊形状の取鍋を用いる事により枠中心に湯口鉢を配置する事により理想な湯流れを実現しております。